革新的医薬品、新たなヘルスケア関連サービスの創出をご検討の企業の皆様へ

有望創薬研究プロジェクト、創薬関連技術のへの継続的なアクセスと研究提携の加速

一般社団法人医薬新結合研究所(以下「医新研」とします)は新型コロナウイルス感染症が大流行した2020年5月から新しい生活様式下における新しい創薬アーリーステージの産学マッチングのかたちであるD-Bio Digitalを5年間継続して運営してまいりました。

企業、アカデミアを問わず、創薬研究者の学歴・研究歴は薬学、医学、工学、化学、農学、獣医学、情報、物理学、など多岐にわたります。
この学歴・研究歴の違いにより、同じ企業内の研究者の方、同じ組織(大学等)のアカデミア研究者の方であっても、外部の創薬研究テーマ・創薬シーズに対する見方(評価)が大きく異なることを確認しています(創薬研究者における評価軸の多様性)。

創薬研究者(群)においてそれぞれの評価軸に多様性があることを踏まえ、企業提携を推進するためには潜在的パートナー群を一定以上の規模・質で集め、企業様が評価・面談する機会を設けることが必要不可欠であると吉川(医新研・理事、元大阪商議所・課長)は考え、まず前職(2010年度から2019年度までの10年間)において、毎年1,000テーマ以上の創薬テーマ(10年間で10,000テーマ以上)を収集し、のべ創薬研究1,127テーマの招聘(総面談数6,605件)、63テーマの研究提携を創出してまいりました。また、2020年度~2024年度上期までの5年間においても、継続して毎年1,000テーマ以上の創薬テーマ(5年間で5,000テーマ以上)を収集し、創薬シーズ695テーマの招聘(総面談数2,103件)と36テーマの研究提携を創出いたしました。

この研究提携99(63+36)テーマを分析したところ、面談したアカデミア研究者・スタートアップ/ベンチャー企業との対話を積極的に継続している企業様ほど研究提携が成立しているケースが多いことが確認されました。

以上を踏まえ、今年度から医新研は、アカデミア研究者等と積極的に対話を継続される企業様がより研究提携の機会を享受できるよう、マッチアップの仕組みを大きく変更いたします。具体的にはD-Bio(D-Bio Digital/D-Bio Connect)を基点に “参加企業様がアカデミア研究者・スタートアップ企業と積極的に対話を継続できる仕組み” へと変更いたします。

医新研が有望な創薬研究成果・創薬シーズを有し、研究提携の可能性の高いアカデミア研究者、スタートアップと積極的に対話を進め、継続的に連携することにより、参加企業様が有望な創薬研究プロジェクト・創薬関連技術と効果的かつタイムリーに対話を進め、研究提携につなげていくことを可能にするアーリーステージの創薬エコシステムを目指します。

D-Bio (D-Bio Digital/D-Bio Connect)への参加を通して、創薬研究テーマ・創薬シーズを有するアカデミア研究者、スタートアップ企業と数多くご面談いただき、積極的に対話を継続いただくことで社内の新薬研究開発活動を促進いただき、革新的な新薬の自社創製、持続的な経済成長につなげていただけるよう、スタッフ一同尽力させていただきます。

D-Bio(D-Bio Digital/D-Bio Connect)へのご参加を何卒よろしくお願いいたします。

参加申込方法

令和7年度(2025年度)D-Bio(D-Bio Digital/D-Bio Connect)への参加をご検討の企業様は こちら