2025年度 D-Bio Connect Annual Meeting

第16回D-Bio Digital’25, 第17回D-Bio Digital’26

概要

産業界・個別企業の視点を把握し”新規性/独創性(ビジネスにおける強み)”を認識する場

一般社団法人医薬新結合研究所(以下「医新研」とします)は、2025年度(2025年4月~2026年3月)分のアカデミア創薬研究プロジェクト(PJ)、創薬関連技術と企業との意見交換会(D-Bio Connect Annual Meeting FY2025:第16回D-Bio Digital’25, 第17回D-Bio Digital’26)を開催いたします。

医新研は、D-Bio Digital(2020年4月から2024年3月の5年間)とAMED創薬ブースターエコシステムユニットの運営を通じて、アカデミア研究者、スタートアップ企業等の皆様から766テーマを招聘し、36テーマの研究提携を実現することができました。また医新研は、この36テーマのケースを分析することにより、研究提携を実現させるための知見・ノウハウを蓄積し、研究提携を実現させるための定量的なフィードバック手法も開発いたしました。

  

これらの知見・ノウハウ、フィードバック手法をもとに、医新研はAMED水薬支援推進事業ー創薬シーズ実用化支援基盤整備事業の一環として、今年度から創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)を開始いたします。

創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)は、企業との意見交換会を基点として、ご自身が推進されておられる創薬研究PJ、創薬関連技術の新薬研究開発ビジネスにおける強み(特に“新規性/独創性)を認識いただき、同PJ、技術のビジネス面での価値を連続的に高めていただく支援を進めさせていただきます。また、AMED創薬ブースターへの推薦活動も実施いたします。

また、創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)では、昨年度までのD-Bio Digitalではフィードバックコメントのみであったことからのアップデートとして、D-Bioスコアリングモデルに基づき、定量的フィードバック(創薬研究PJ、創薬関連技術の新薬研究開発ビジネスにおける(1)新規性/独創性、(2)差別化戦略(先行プロジェクト、ゴールドスタンダード、先行技術との比較)、(3)科学性、の3項目)を実施させていただきます。

ご自身が推進されておられる創薬研究PJ、創薬関連技術の産業面での価値を高めていくことを考えておられる研究者の先生方は、創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)へのご参加よろしくお願いいたします。
※企業への創薬研究PJ、創薬関連技術のアピールのみをご希望の場合は、D-Bio Connect Annual Meetingのみにご参加いただくことも可能です。D-Bio Connect Annual Meetingのみに参加をご希望の場合、まずは創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)への参加申込みをよろしくお願いいたします。
   

創薬シーズ研究提携支援事業(D-Bio Connect)参加申込フォーム

開催概要(年間)

主催 一般社団法人医薬新結合研究所
開催日(基準日) 夏期: 2025年(令和7年) 9月11日(木)、12日(金)、16日(火)、17日(水)、18日(木) 10:00 – 18:00
冬期: 2026年(令和8年) 1月20日(火)、21日(水)、22日(木)、23日(金)、26日(月) 10:00 – 18:00
参加者 創薬研究PJ、創薬関連技術を推進されておられる研究者様(アカデミア、スタートアップ企業など)/
事業会社(製薬企業等)、ベンチャーキャピタル、インキュベーターなど
ご研究成果
招聘予定数
夏期:60テーマを想定(先着順)
冬期:60テーマを想定(先着順)
対象となる
ご研究者の方
創薬研究PJ、創薬関連技術を推進されておられるアカデミア、スタートアップ企業の研究者の方
募集テーマ 【カテゴリー】
 創薬標的、創薬シーズ(物質)、創薬基盤技術、バイオマーカー、診断薬(技術)、デジタル治療、治療薬等との併用を前提とした医療機器、等
【創薬モダリティ】
 低分子医薬、抗体医薬、核酸医薬、遺伝子治療、組換えタンパク、細胞治療、その他(ワクチン、ウイルス、再生医療、治療アプリ等)
【疾患領域】
 代謝疾患 / 循環器疾患 / 感染症 / 呼吸器疾患 / 骨・関節疾患 / がん・悪性新生物/中枢神経系疾患 / 疼痛 / 眼科領域/
  免疫、炎症、アレルギー性疾患 / 皮膚疾患 / 消化器、泌尿器疾患/産婦人科疾患/希少疾患、など

プログラム

1社あたり40分、1日最大8スロットのWebミーティング(Webミーティングシステムは大学、組織、あるいはご自身のものをご利用いただきます)およびミーティング後の事務局によるフォローアップ

※D-Bio Connect Annual Meetingにご参加の研究者の皆様には、事務局と連携して研究提携の実現に向けたご発表(ご提案)資料を作成いただきます。

※作成いただく資料は、事務局が提供するフォーマットをご利用いただき、資料には秘密情報を含めていただかないかたちとなります(ご希望の応じ知的財産の保全の観点でどのデータを提示するかも事務局が助言いたします)。

※ご発表(ご提案)資料は事務局が事前に参加製薬企業に提供し、プロモーションを実施の上、面談希望企業をご提示させていただきます。

※D-Bio Connect Annual Meetingは個別企業との意見交換となります。プレゼンテーションはなく、事前に配布された資料をもとに、1社あたり40分間を基準に情報交換を実施していただきます(公開情報のみでご議論いただきます)。

※面談希望企業リストと同企業の面談可能スケジュールにつきましては、面談初日から起算して2週間前を目途にご連絡させていただきます。

規約および参加者

 D-Bio Connect Annual Meetingでは独自の規約(D-Bio Connect Annual Meeting規約)を設けており、全ての参加者はこの規約に従属いたします。
規約につきましてはこちらをご覧ください。

参加者
 D-Bio Connect Annual Meeting規約では、Annual Meeting(定例会)に関与する方々として、次の4者を参加者としております。

1)メンバーユーザー(企業等)
 医薬品に関するシーズを探されていて、法人単位でD-Bio Connect Annual Meetingの利用申込み登録した企業(製薬企業・食品企業・化粧品企業・ベンチャーキャピタル・インキュベート機関など)にご所属の方がメンバーユーザーに該当します。メンバーユーザーの多くの方が研究所にご所属の方となっており、科学的価値(scientific value)を評価いただける方に多くご参加いただいております。
※メンバーユーザーへの新規ご登録をご検討あるいはご希望の方は、こちらから運営事務局宛にお問合せをお願いいたします。

2)アカウントホルダー(提案者)
 D-Bio Connectにて創薬技術シーズを提案される方がアカウントホルダーに該当します。

3)事務局
 D-Bio Connect Annual Meetingの管理者であり、一般社団法人医薬新結合研究所を指します。

4)運営協力者
 メンバーユーザー、アカウントホルダー、運営事務局をサポートする法人を指します。

ご参考

(2020年度-2024年度 招聘実績)
・総招聘数776テーマ
・総面談数:2,883面談(1招聘者平均面談数3.7社)
・参加製薬企業(平均値)39社
・参加研究機関等249組織(国内外研究機関、スタートアップ企業、ベンチャー企業など)

(2020年度-2024年度上期 連携支援実績)
・共同研究契約締結数:36件/695テーマ