2025年度 D-Bio Connect Annual Meeting 第1-2四半期 研究テーマ募集のご案内

Always on Connect Open-mind Scientists to realize Innovative HealthCare Services.

 一般社団法人医薬新結合研究所(以下「医新研」とします)は、D-Bio Digitalの発展型事業としてD-Bio Connectプログラム(Drug Discovery & Biotechnology Connect Programme)を始動いたします。また、同プログラムにおける産業界との意見交換の場として、2025年度D-Bio Connect Annual Meeting第1-2四半期にご参加いただく研究テーマを募集いたします。
 指定のフォーマットに基づき提案資料を作成いただくことからはじまるD-Bio Digitalとは異なり、D-Bio Connect Annual Meetingは、既存の作成資料(秘密でない情報でまとめられた内容に限ります)を事務局にお送りいただき、事務局と連携のうえで産業界向けの提案資料をまとめ、個別に企業とご面談いただく様式を採用しており、アカデミア創薬研究者の皆様にとってより参加しやすいプログラムとなっております。

 D-Bio Connect Annual Meetingへの参加をご検討のアカデミア創薬研究者の方、あるいは同研究者を支援されておられる産学連携担当の方は、以下の投稿フォームからご連絡をよろしくお願いいたします(費用は一切発生いたしません)。

D-Bio Connect 投稿フォーム

背景とメッセージ

 医新研は、新型コロナウイルス感染症が大流行した2020年5月から新しい生活様式下における新しい創薬アーリーステージの産学マッチング事業であるD-Bio Digital(年2回)を5年間継続して運営してまいりました。このD-Bio Digitalにおいて、医新研はアカデミアを中心とした創薬研究を推進する研究者の皆様に、日本のどこであっても研究提携を実現する機会を提供し、創薬シーズ695テーマの招聘(総面談数2,103件)と36テーマの研究提携を創出いたしました。
 この36テーマを分析したところ、提携候補企業の要望に応えて創薬研究を進め、継続した対話を積み重ねられた研究者の方々ほど研究提携が成立しているケースが多いことが確認されました。

 以上を踏まえ、今年度から医新研は、アカデミア研究者の皆様が提携候補企業に対して研究の進展に応じていつでもアピールすることが可能となる仕組みへと事業を変更いたします。具体的には、イベント中心のD-Bio Digitalを一時的に休止し、アカデミア研究者の皆様がいつでもどこでもより安全に、より簡便に研究提携の機会を模索できるようD-Bio Connect Annual Meetingを運営いたします。

 D-Bio Connect Annual Meetingは、はじめに既に作成済の資料を事務局に提供いただくところからはじまります。事務局はお送りいただいた資料の内容を把握した上で、知財面、訴求(アピール)ポイント、企業に対する提案資料の構成、等についてご提案をいたします。 その後、提案資料を事務局と連携して作成したうえで、企業との意見交換(Annual Meeting)にご参加いただくかたちとなります。

 医新研は、継続して毎年1,000テーマ以上の創薬テーマ(5年間で5,000テーマ以上)を収集、評価し、産業界との積極的な対話(Open-mind)を進めるアカデミア創薬研究者/創薬研究テーマを探しおります。企業との研究提携、スタートアップ設立を検討中の研究者の皆様は、医新研に研究テーマをご連絡いただき、医新研と連携して企業提携に向けた準備を進め、D-Bio Connect Annual Meetingを通じて研究提携を実現していただきたく思います。

吉川 徹
D-Bio Connect事業統括責任者
(一社)医薬新結合研究所